ご挨拶

 

 

金沢公共職業安定所

 

 所長 佐々木利弘


本年1月1日に発生した令和6年能登半島地震により被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。

また、高等学校の進路指導担当者教諭の皆様、企業の人事担当者の皆様には、新規学校卒業予定者の職業紹介業務につきまして、日頃から格別のご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。

 

さて、令和6年3月末現在の新規高等学校卒業者の就職内定率は99.6%となり(令和5年3月卒は99.2%)、14年連続で99%を超える水準となったところです。

今年度におきましては、アフターコロナにより企業の経済活動がこれまで以上に活発化することが見込まれ、足元の物価高騰等懸念材料はあるものの、少子高齢化などの影響から人手不足感が一層強まる中、企業の採用活動も活発になるものと思われます。

 

企業の皆様には、人材確保についてご苦労されていることと存じますが、ハローワーク金沢、ハローワーク白山、金沢雇用推進協議会では、例年、高校生の就職に向けた活動を支援するため、産業界と高等学校がそれぞれの動向などについて情報交換を行っていただくことを目的とした「産業事情説明会」を開催しているところです。生徒の皆さんの企業への就職については、その企業を知ることが重要なこととなります。この説明会は生徒の就職支援の中心となる先生方に対し、企業を知っていただく貴重な機会となっております。今年度は、6月14日(金)に開催を予定しており、昨年同様、web上でも情報共有を図らせていただくこととしております。

 

この機会を活用し、企業の皆様には、企業の魅力や社員の育成方針、定着の取組など、先生方には、学校における進路指導等の取組や生徒の就職希望状況などを、相互にお伝えいただくことにより、生徒の皆さんが地元企業のことをよく知っていただいた上で希望する職業に就き活躍されること、また、企業におかれては、若年人材の確保が図られ、益々発展されることを願っております。